「砂防学会誌」ならびに砂防学会ホームページ上で公募いたしました平成30年度砂防学会若手研究助成について審議しました結果、以下の課題を採択しましたのでお知らせします。
- 進行性崩壊による天然ダム決壊過程の数値シミュレーション
高山翔揮(立命館大学大学院理工学研究科) - 地震により阿蘇地域に形成された亀裂斜面の土壌中の水移動特性評価
荒田洋平(東京農工大学農学部) - 堆積岩山地における注水試験,電気伝導度計測,流向・流速計測に基づく地下水流動経路の把握
柴田 俊(京都大学大学院農学研究科) - 熱赤外カメラを用いた斜面崩壊時の湧水発生状況の把握
篠原慶規(宮崎大学農学部)
研究・技術開発とワークショップ実施にあたっての注意
1.計画書・報告書・決算書の提出について
- 採択された場合,予算の使用用途とその金額は、採択時に送付する「(公社)砂防学会研究助成事業実施の手引き」に基づき,採択決定時には速やかに採択額に合わせた計画額を記載した決算書を本会へ提出して下さい。
- 平成30年度助成の報告書と、実施額を記載した決算書を作成し、平成31年2月15日(金)までに本会へ提出して下さい。
2.研究成果等の公表について
1)研究・技術開発
- 研究成果の報告書を平成31年2月15日(金)までに本会へ提出してください。
- 研究成果は次年度の砂防学会研究発表会において発表するか、次年度の砂防学会誌において「報告」に投稿して下さい。いずれの場合も事前にEメールにて報告して下さい。また、研究成果を公表する際には本学会より助成を受けた旨を明記して下さい。
2)ワークショップ
- ワークショップの開催の公告は必ず砂防学会誌上で行って下さい。
- ワークショップの成果報告書を平成30年2月16日(金)までに本学会事務局へ提出してください。
- ワークショップの成果は次年度の砂防学会研究発表会において発表するか、次年度の砂防学会誌において「報告」に投稿して下さい。いずれの場合も事前にEメールにて報告して下さい。また、ワークショップの成果を公表する際には本学会より助成を受けた旨を明記して下さい。
3.中間報告について
- 若手研究助成の対象者には、研究の進捗状況と予算の執行状況を確認する目的で、中間報告をしていただきます。
- 平成30年10月末日時点の進捗状況を基に、A4 1枚程度の中間報告(様式自由)と中間報告時の実施額を記載した決算書を作成し、平成30年11月9日(金)までに本会へ提出して下さい。
お問い合わせ先
加藤誠章(研究開発部会)
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21
一般財団法人 砂防・地すべり技術センター 砂防部
TEL:03-5276-3272
E-mail:kato@stc.or.jp