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2019年10月12日から13日にかけて,台風19号にともなって静岡県や新潟県,関東甲信地方,東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨となり,記録的かつ激甚な被害を発生させました。被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに,一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

長野県でも東信・北信地域を中心に河川氾濫,土砂氾濫,土石流,崩壊などが多数発生しました。砂防学会信越支部では12月12日,日本地すべり学会中部支部と合同で,平松晋也支部長はじめ13名で山地災害や土石流災害の最も多かった東信地域(長野県南佐久郡佐久穂町周辺)を対象として緊急調査を実施しました。本災害調査の詳細は,砂防学会誌に災害報告として公表する予定です。長野県砂防課をはじめ,ご協力を頂いた皆様に感謝申し上げます。

小久保地区(佐久穂町大日向・中古生層)

小久保地区(佐久穂町大日向・中古生層)

高山地区(佐久穂町大日向・中古生層)

高山地区(佐久穂町大日向・中古生層)

漆入沢地区(佐久穂町古谷・中古生層)

漆入沢地区(佐久穂町古谷・中古生層)

曽原地区(佐久穂町平林・第三紀層)

曽原地区(佐久穂町平林・第三紀層)

砂防学会信越支部では,台風19号豪雨災害を受けて平松晋也支部長(信州大学)を団長とする土砂災害緊急調査団を組織し,2019年12月12日に長野県佐久穂町・佐久市において(公社)日本地すべり学会中部支部と合同で台風19号豪雨災害調査を実施する予定です。