平成24年度砂防学会採択若手研究助成について

第31期研究開発部会

「砂防学会誌」ならびに砂防学会ホームページ上で公募いたしました平成24年度砂防学会若手研究助成について審議しました結果,以下の課題を採択しましたのでお知らせします。

  1. 「間接法を用いた流砂観測による土砂動態の定量的把握に関する研究」
    代表:谷 寧人 (京都大学大学院 農学研究科)
  2. 「急速な侵食が及ぶ山地斜面における重力性変形の進行プロセス  -宇宙線生成核種年代測定による定量的評価-」
    代表:西井稜子 (筑波大学 農林技術センター井川演習林)
  3. 「植物根系の土粒子緊縛による表面浸食量抑制効果の検証」
    代表:篠原 慶規 (九州大学農学研究院 環境農学部門)

研究・技術開発とワークショップ実施にあたっての注意

1.決算書の提出について

  • 研究成果の報告書を年度末に本会へ提出して下さい。
  • 予算の使用用途とその金額は,採択時に送付する「(社) 砂防学会研究助成事業実施の手引き」に基づき,年度末には報告書とあわせて実施額を記載した決算書を作成し本会へ提出して下さい。
  • 研究成果は次年度の砂防学会研究発表会において発表して下さい。発表者名と発表題目を下記の問い合わせ先に,事前にEメールにて報告して下さい。また,研究成果を公表する際には本学会より助成を受けた旨を明記して下さい。
  • 研究開発を申請者の所属する会社などの業務の一環として行うことは認められません。

2.ワークショップ

  • 採択されたワークショップの開催の公告,報告は必ず砂防学会誌上で行って下さい。
    予算の使用用途とその金額は,は,採択時に送付する「(社) 砂防学会研究助成事業実施の手引き」に基づき,年度末には報告書とあわせて実施額を記載した決算書を作成し本会へ提出して下さい。
  • ワークショップの成果は次年度の砂防学会研究発表会において発表して下さい。下記の問い合わせ先に,事前にEメールにて報告して下さい。また,研究成果を公表する際には本学会より助成を受けた旨を明記して下さい。

次年度申請を準備される方へ

若手研究助成の申請は,共同研究者を含め,申請時に砂防学会会員(学生は学生会員)であることが条件です。過去に本若手研究助成として採択され類似あるいは継続課題として申請される場合は,過去の課題との関連を明記して下さい。

問い合わせ先

〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21
一般財団法人 砂防・地すべり技術センター 総合防災部
吉田真也(研究開発部会)
TEL:03―5276―3273
FAX:03―5276―3393
E‐mail:yoshida@stc.or.jp