土砂災害を防ぐためには,これから発生するであろう土砂災害を適切に予測・想定する必要があり,そのためには,土砂の移動現象やこれに伴う災害の発生機構に対する理解と洞察が不可欠です。
このたび,砂防関係の若手技術者をはじめ広く一般の技術者の方にも,土砂災害の研究や対策実施において必要不可欠である現地調査や観測の重要性や面白さを広く理解いただくため,既に砂防学会から発刊されている「砂防の観測の現場を訪ねて1」をテーマに講習会を開催いたします。
講習会の概要
- 講習会テーマ:「砂防の観測の現場を訪ねて」
- 開催時期:令和3年12月17日(金) 15:00-16:30
- 開催方式:オンライン(Zoom)
- プログラム:下記講師から各20分の講演と質疑応答を行います。
・筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授 内田太郎
「表層崩壊の発生を予測するための調査・観測」(書籍の第2章に該当)
・鹿児島大学農学部教授 地頭薗隆
「水文調査から土砂災害を予測する」(書籍の第1章に該当)
・立命館大学理工学部准教授 藤本将光
「世界文化遺産・清水寺における土砂災害観測」(書籍の第11章に該当) - 参加費:1,000円(税込) 振込手数料はご負担ください。学生は無料です。
- 定員:300名
- 申込期限:令和3年12月13日(月)*締切りました
- CPD:1.25単位
- 申込方法:本ページ下部の「申し込みフォーム」よりお申し込みください。
*Zoomアドレス送付のため、参加される方は個別にお申込みください。お支払いが複数名となる場合、同一の振込票を各人添付するとともに通信欄にその旨ご記入ください。 - 講演内容の問合せ先:(一財)砂防フロンティア整備推進機構 千葉幹 sff-chiba★sff.or.jp
- その他:砂防学会から発刊されている「砂防の観測の現場を訪ねて1」を事前に用意いただくことをお勧めします。
新たに購入する場合は,砂防学会ホームページ(https://jsece.or.jp/journal/kansoku/)からお申し込みいただくか,Amazon にて購入もできます(Amazon は送料無料です)。
なお,来年度以降も,「砂防の観測の現場を訪ねて」をテーマとした講習会の定期開催を企画しています。
参加費
参加者は参加費1,000円(税込)を下記口座にお振り込みの上、振込済票などの支払証明書をPDF/jpg/jpeg形式にて本ページ下部の参加申込フォームから送信ください(参加申込フォームの「一般」を選択後、支払い証明書の添付欄が表示されます)。なお学生は無料です。
*当学会から別途領収書は発行いたしません。
*複数名を一緒に支払った場合、同一の振込票を各人添付するとともに通信欄にその旨ご記入ください(zoomアドレス送付のため、申込みは個別に行ってください)。
振込先:みずほ銀行麹町支店(普通)1471263
(口座名義:公益社団法人砂防学会)
(口座名義:公益社団法人砂防学会)
参考書籍のご紹介
砂防の観測の現場を訪ねて1
~土砂災害を知るための観測~
土砂移動現象には未解明の部分が多く、解決すべき課題が数多くあるため、なかなか土砂災害がなくなりません。この先、土砂災害を減らし、やがてはなくすためには、こつこつと地道な現地調査や観測により、これら課題を解決する必要があります。
ぜひ、本書を手にとって「砂防」の観測の現場を訪ねに行きましょう。
出版プロジェクト委員会
~土砂災害を知るための観測~
土砂移動現象には未解明の部分が多く、解決すべき課題が数多くあるため、なかなか土砂災害がなくなりません。この先、土砂災害を減らし、やがてはなくすためには、こつこつと地道な現地調査や観測により、これら課題を解決する必要があります。
ぜひ、本書を手にとって「砂防」の観測の現場を訪ねに行きましょう。
出版プロジェクト委員会
(発行日:2020年3月27日)
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