2022年度砂防学会若手研究助成の公募について

第5期研究開発部会長  小杉 賢一朗

 砂防学会では若手研究者の自主的な発想に基づく積極的な研究活動によって,「砂防学」がさらに発展しその成果が広く国民に貢献することを期待しています。そこで,若手研究者による砂防学に関する調査研究活動に対し助成を行います。助成対象とする活動は砂防学に関する(1)研究・技術開発と(2)ワークショップの2種類です。多くの方々の積極的な応募を期待しています。

1.応募資格

 2022年4月2日時点で35歳以下の者に限ります(会員であるか否かを問わない)。

2.公募に関する詳細

活動期間:単年度
助成種別:砂防学に関する (1)研究・技術開発 もしくは (2)ワークショップ
助成金額:1件あたり最大40万円(合計120万円)を予定しています
採択件数:3~5件を予定しています

3. 注意事項

1)研究・技術開発
 ・研究開発を申請者の所属する会社などの業務の一環として行うことは認められません。
 ・以前に採択された課題や類似する課題で応募する場合には,前回までの成果ならびに応募課題との相違について詳しく記述して下さい。
 ・研究成果は,①次年度の砂防学会研究発表会において研究代表者が発表,もしくは②次年度の砂防学会誌において研究代表者が報告(依頼原稿扱いとするので非会員も可)して下さい。いずれの場合も,著者名(発表者名)とタイトルを下記4.の応募・問い合わせ先に,事前にEメールにて連絡して下さい。また,研究・技術開発の成果を公表する際には,砂防学会より助成を受けた旨を明記して下さい。

2)ワークショップ
 ・以前に採択された課題や類似する課題で応募する場合には,前回までの成果ならびに応募課題との相違について詳しく記述して下さい。
 ・採択された場合は,ワークショップ開催の公告を砂防学会誌上で行って下さい。
 ・ワークショップの成果は,①次年度の砂防学会研究発表会において研究代表者が発表,もしくは②次年度の砂防学会誌において研究代表者が報告(依頼原稿扱いとするので非会員も可)して下さい。いずれの場合も,著者名(発表者名)とタイトルを下記4.の応募・問い合わせ先に,事前にEメールにて連絡して下さい。またワークショップの成果を公表する際には,砂防学会より助成を受けた旨を明記して下さい。

3)学会の支援
 非会員の研究代表者が砂防学会研究発表会で発表を予定する場合は,研究開発部会の要請に基づき,理事会,砂防学会研究発表会実行委員会は実現が図れるように配慮します。

4)計画書・報告書・決算書の提出について
 ・採択された場合,採択時に送付する「(公社)砂防学会研究助成事業実施の手引き」に基づき,採択額に合わせた必要経費の概算と説明を本学会へ速やかに提出して下さい。また,成果に関する報告書と実施額を記載した決算書を作成し,2023年2月13日(月)までに本学会へ提出して下さい。

5)中間報告について
 進捗状況と予算の執行状況を確認する目的で,中間報告をしていただきます。2022年10月末日時点の進捗状況を基に,A4用紙1枚程度の中間報告と中間報告時の実施額を記載した決算書を作成し(様式自由),2022年11月4日(金)までに本学会へ提出して下さい。

4.応募要領

 以下の砂防学会のホームページより所定の申請様式をダウンロードし,必要事項を記入の上,PDFファイルに変換しEメールにて以下の宛先に提出して下さい。
 Eメールにて受領確認の返信を行いますが,一週間程度で返信がない場合はお手数ですが電話等にて確認して下さい。

申請様式:
  ・砂防学会若手研究助成(ワークショップ)様式(ワード形式)
  ・砂防学会若手研究助成(研究・技術開発)様式(ワード形式)

応募締め切り:2022年2月18日(金)必着
なお、交付決定は2022年4月初めを予定しており、決定後に本学会より結果を通知します。

応募・問合せ先
〒721-0964 広島県福山市港町2-19-1 S 403
      福山市立大学都市経営学部
      加藤 誠章(研究開発部会員)
      TEL:084-999-1137
      E-mail:n-kato@fcu.ac.jp