砂防学会では国内外を問わず、特殊な土砂災害が発生した際に災害調査を実施しており、これまで2011年インドネシア共和国メラピ火山、バラカワエン巨大崩壊、2018年カリフォルニア州ロサンゼルス山火事跡地の土砂管理、2019年ハワイ溶岩流対策で災害調査を実施しました。
近年インドネシア共和国スマトラ島のマラピ火山の火山活動に起因する土砂災害が頻発し多大な被害が発生していることから、2025年2月15日から23日まで国立研究開発法人土木研究所、一般財団法人砂防・地すべり技術センター、砂防学会が協力して調査団を派遣し調査を行います。調査結果については後日砂防学会誌に掲載する予定です。
また、砂防技術交流を促進することを目的にJICAとインドネシア共和国公共事業省水資源総局が実施する砂防技術セミナーにおいて調査団からも話題提供します。