平成26年度砂防学会研究会の助成について
第32期研究開発部会
砂防学会誌ならびに砂防学会ホームページ上で公募いたしました平成26年度開始の公募研究会について審議した結果、新規課題は採択無しとなりました。また、24年度ならびに25年度採択の3課題を継続します。
1.新規課題
採択無し
2.継続課題
- 研究代表者:高知大学教育研究部自然科学系農学部門 笹原克夫教授
- 研究会名: 斜面動態モニタリング研究会
(研究テーマ;斜面動態モニタリングと簡易な解析手法を組み合わせた斜面崩壊発生予測手法の開発) - 研究期間;24~26年度
- 成果の公表:年次報告は砂防学会研究発表会・学会HP、最終成果は研究会報告書を作成するとともに砂防学会誌で報告する。研究報告会を26年度に開催する。
- 研究代表者:筑波大学生命環境系 堀田紀文准教授
- 研究会名:大規模土砂災害の評価手法に関する研究会
(研究テーマ:巨大土石流の浸食・堆積・流動機構、複合土砂災害発生時のシナリオ検討) - 研究期間:24~26年度
- 成果の公表:平成26年度の砂防学会研究発表会では,当研究会主催のテーマ別セッションを実施する.平成26年度の実績については,それぞれ平成27年度の砂防学会研究発表会でテーマ別セッションを設けて公表することを考えている.最終成果は砂防学会誌に投稿する.
- 研究代表者:京都大学防災研究所 竹林洋史准教授
- 研究会名:「数値砂防力学研究会」
(研究テーマ:砂防分野における数値解析法の改善と今後の数値解析による研究の方向性の検討) - 研究期間;25~27年度
- 成果の公表:本研究会としての研究成果は,平成27年度に砂防学会誌に投稿する.また,各研究者は,それぞれ,砂防学会誌,土木学会論文集,自然災害科学,Water Resources Research, Journal of Hydraulic Engineering(アメリカ土木学会),Journal of Hydraulics Research(国際水工学会)等の国内外の学術雑誌や,砂防学会研究発表会,水工学講演会,Interpraevent,IAHR Biennial Congress等の国内外の会議・講演会で公表していく.また,得られた知見の一部は,砂防・地すべりセンターによるKANAKOのソースコードの改良や北海道河川財団によるフリーの解析インターフェースであるiRICのソースコードを改良し,同様の解析を実施したい国内外の技術者・研究者・学生等が改良された解析モデルを利用できるようにする予定である.
3.研究会実施にあたっての注意
1.決算書の提出について
研究成果の報告書を2月末日までに本会へ提出してください。また研究成果を公表する際は本学会より助成を受けた旨を明記してください。
予算の使用用途とその金額は、採択時に送付する「(公益社団法人) 砂防学会研究助成事業実施の手引き」に基づき、採択決定後速やかに採択額に合わせた計画額を記載した決算書を、2月末日には報告書とあわせて実施額を記載した決算書を作成し、本会へ提出して下さい。
2.お問合せ先
権田 豊(研究開発部会)
〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050
新潟大学農学部
Tel/Fax:025-262-6630(直通)
E-mail :gonda@agr.niigata-u.ac.jp