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3Dコンクリートプリンター関連現場見学・研修会を開催しました

このたび、砂防学会東北支部では、最先端の建設技術に対する理解を深めることを目的として、「3Dコンクリートプリンター(3DCP)」に関する現場見学・研修会を開催しました。
3DCP技術は、建設業界において近年急速に注目を集めており、生産性向上や人手不足の解消、省力化施工などへの応用が期待されています。特に砂防分野においても、構造物の効率的な施工や新たな設計手法への展開が見込まれており、今回の見学会はその可能性を直接体感できる貴重な機会となりました。

■ 開催概要
日時:2025年10月17日(金)13:00~16:30
場所:㈱ホクエツ宮城蔵王工場、魚道現場(丸森町)
参加者:14名(企業・大学関係者)

■ 見学内容

見学会では、まず㈱ホクエツより同社の取り組みや工場の概要について説明が行われ、その後、㈱Polyuseより3Dコンクリートプリンター(3DCP)技術の紹介がありました。実際の3Dプリント造形の状況を間近で見学し、参加者からは活発な質疑応答がなされました。

続いて、3DCP技術を応用して製作された3DCP魚道および、従来工法によるPCa(プレキャスト)魚道の見学も行い、両者の特徴や施工性の違いなどについて理解を深めました。

今回の見学・研修会を通じて、3Dコンクリートプリンターの実用化に向けた最新動向や、砂防分野での今後の活用可能性について多くの知見を得ることができました。

ご協力いただいた㈱ホクエツ、㈱Polyuse、㈱橋本店の皆様に、心より感謝申し上げます。

大きい画像はこちらhttps://youtu.be/zme9ZEvyMHc

司会進行の鄒副支部長
司会進行の鄒副支部長

 

挨拶:野田支部長
ご講演:(株)ホクエツ 渡邉様
ご講演:(株)Polyuse
3Dコンクリートプリンター
見学協力:橋本店様
挨拶:若手会代表 青森中央学院大学 中村先生
集合写真