12・6蒲原沢土石流災害調査委員会について


 平成8年12月6日、長野県北安曇郡小谷村、新潟県糸魚川市の境界をなす姫川 水系蒲原沢(がまはらざわ)において発生した土石流により、防災工事中の現場で14名の死者・行方不明者、8名の負傷者を出す災害が発生しました。

 この蒲原沢の土石流災害に関して、12月16日付けで建設省河川局長、林野庁長官、長野県知事の3者より砂防学会に、今回の土石流の発生原因や今後の工事現場における土石流を想定した警戒・避難態勢等予防策のあり方等について検討してほしい旨の依頼がありました。

 砂防学会では会長を中心に方針を検討し、学会内に「12・6蒲原沢土石流災害調査委員会」を設置することを決め、山口伊佐夫委員長他6名の委員を委嘱し、検討を行ってもらうこととしました。

 調査委員会は、社会的な関心の大きさを考慮するとできるだけ早期に結果をとりまとめる必要もあり、既に第1回(平成8年12月19日)、第2回(12月22日・現地調査)、第3回(平成9年1月21日)、第4回(2月27日)が開催されています。今後も月に1回程度委員会を開催し、6月末をめどに調査結果のとりまとめが行われる予定です。

 文責:砂防学会総務部長 新谷 融


蒲原沢土石流災害調査委員会に関する問い合わせ先

 砂防学会事務局長・窪田順平
 e-mail: jkubota@cc.tuat.ac.jp


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