平成21年(2009年)山口県内で発生した土砂災害に関する砂防学会緊急調査団の派遣

平成21年7月28日

(社)砂防学会研究開発部会長 寺田 秀樹

2009年7月21日(火)の大雨により,中国地方を中心に広い範囲で土砂災害が発生した。特に山口県防府市,下関市,岩国市,美祢市,周南市では,土石流,がけ崩れ等による甚大な被害が発生し、死者15名,行方不明者2名,重傷者2名(平成21年7月28日11時00分現在)に達している。(社)砂防学会では,このような土砂災害を生じた土砂移動現象の実態を把握し土砂災害の特徴を明らかにする目的で,砂防学会緊急調査団を構成し派遣することとした。

調査団構成

団長 山口大学大学院理工学研究科教授 古川 浩平
副団長 広島大学大学院総合科学研究科准教授 海掘 正博
  九州大学大学院農学研究院准教授 久保田 哲也
  山口大学大学院理工学研究科助教 杉原 成満
  中電技術コンサルタント(株) 荒木 義則
  国土交通省国土技術政策総合研究所 林 真一郎
  鹿児島大学農学部准教授,砂防学会研究開発部会 地頭薗 隆
  新潟大学農学部准教授,砂防学会研究開発部会 権田 豊
  (財)砂防・地すべり技術センタ−,砂防学会研究開発部会 池田 暁彦
  アジア航測株式会社,砂防学会研究開発部会 柏原 佳明


調査日程

2009年7月30日(木),31日(金)(必要に応じ,その後追加調査)


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