1.目的
平成23年の紀伊半島大水害では、長期間洪水災害や土砂災害の危険な状態が続くなか、深層崩壊などによって大規模な土砂災害が発生しました。また、降雨終了後も天然ダムの決壊が危惧されるなど二次災害の危険性が継続し、被災地の復旧・復興の長期化も問題になっています。このシンポジウムでは、災害に対する警戒・避難、被災プロセス、災害後の対策、復旧・復興策などの問題点について、台風接近から現在に至るまで時系列的に振り返り、同様の災害の対策に資するような情報を共有します。なお、本シンポジウムは、技術士CPD(継続教育)履修実績として申請することができます。
2.日程
平成25年10月8日(火)〜10日(木)
3.開催地
和歌山県田辺市
4.会場
シンポジウム 紀南文化会館
〒646-0033 和歌山県田辺市新屋敷町1番地
TEL:0739-25-3033 FAX:0739-26-3220
意見交換会 紀伊田辺シティプラザホテル
〒646-0022 和歌山県田辺市東山1丁目5番32
TEL:0739-24-0400 FAX:0739-26-0996
5.プログラム(案)
(1) シンポジウム(10月8日)
受 付? 13:00-13:40
開 会? 13:40-13:50
基調講演? 13:50-14:20
講 師 真砂 充敏(田辺市長)
テーマ 「平成23年紀伊半島大水害を振り返って(仮)」
話題提供 14:20-15:35
(1)三浦 郁夫(和歌山地方気象台長)
(2)石塚 忠範((独)土木研究所土砂管理研究グループ火山・土石流上席研究員)
(3)大塚 康之(大成建設株式会社関西支社栗平作業所長)
(4)桜井 亘(国土交通省近畿地方整備局紀伊山地砂防事務所長)
(5)千東 圭央(和歌山県県土整備部河川・下水道局砂防課長)
休 憩 15:35-15:45
パネルディスカッション
15:45-17:00
コーディネーター 藤田 正治(京都大学防災研究所教授)
パネリスト 真砂 充敏、三浦 郁夫、石塚 忠範、
大塚 康之、桜井 亘、千東 圭央
閉 会 17:00-17:05
(2) 意見交換会 18:00-
(3) 現地見学会(10月9〜10日)
1日目(8:30紀伊田辺駅集合)田辺市熊野地区、三越地区の深層崩壊と対策、熊野川の土砂堆積状況(17:00新宮駅、17:30紀伊勝浦駅解散)
2日目(8:00新宮駅、8:30紀伊勝浦駅集合)那智大社、那智川の被災状況、復旧工事等(11:50紀伊勝浦駅 解散)
6.参加費
(1) シンポジウム 一般2,000円、学生1,000円
講演集 1,000円(参加費に講演集は含まれません。別途、お買い求め願います。)
(2) 意見交換会 6,000円
(3) 現地見学会(10月9〜10日、1日目のみの参加可)
1日目 3,000円(昼食含まず)
2日目 2,000円(昼食含まず)
※1日目の昼食は休憩場所にて(古道歩きの里ちかつゆ内レストラン)1,000円で斡旋します。希望される方は申込書にご記入ください。なお当日 の受付はいたしません。 同敷地内に農協スーパーはあります。
7.主催
第45回(公社)砂防学会シンポジウム実行委員会
委員長 藤田 正治(京都大学防災研究所)
委 員 里深 好文(立命館大学理工学部)
委 員 小杉賢一朗(京都大学大学院農学研究科)
委 員 コ留 善幸(林野庁近畿中国森林管理局計画保全部治山課)
委 員 田中 孝幸(国土交通省近畿地方整備局河川部河川計画課)
委 員 千東 圭央(和歌山県県土整備部河川・下水道局砂防課)
委 員 鈴木 崇(株式会社パスコ)
委 員 阿部 宗平(公益社団法人砂防学会事務局)
後援(予定)
国土交通省、林野庁、大阪管区気象台、和歌山県、全国治水砂防協会和歌山県支部
協賛(予定)
(一社)全国治水砂防協会、(一財)砂防・地すべり技術センター、
(一財)砂防フロンティア整備推進機構、(社)斜面防災対策技術協会、
(一財)河川情報センター
8.参加申込み等
◇お申込方法
シンポジウムおよび意見交換会、現地見学会の参加お申し込みは、運営事務局(和歌山県砂防課)が受付いたします。別紙申込用紙に必要事項をご記入の上、運営事務局までE-mailまたはファックスにてお申し込み下さい。
申込用紙はこちらよりダウンロードしてください。
ただしシンポジウムのみの参加は当日申込みも可能です。
申込用紙到着後、運営事務局よりE-mailまたはファックスにて受付受領の返信を致します。受付受領の返信がない場合は運営事務局までお問い合せ下さい。
◇申込締切日
平成25年9月17日(火)
◇お支払い方法
@9月24日(火)までにご請求書を郵送致します。
(振込口座はご請求書にてご案内させていいただきます。24日までに届かなければご連絡ください)
Aご請求金額を9月30日(月)までにお振込下さい。
(振込手数料はお客様負担でお願い致します)
※事前のお申し込み及び変更・取消等は必ずE-mailまたはファックスにてお願い致します。
※シンポジウムに参加せず講演集のみを希望される方は、参加申込用紙に希望部数と「講演集のみ」とご記入の上、E-mailまたはファックスでお申し込みください。
◇取り消し、変更について
お客様のご都合で予約を取り消し、変更される場合、ご入金後は「返金いたしません」のでご注意のほどお願い致します。また期日までにお振り込みがなかった場合には予約は無効となります。
1)予約の取り消し・変更の申し込みは、「変更」申込用紙を運営事務局にE-mailまたはファックスにてお送り下さい。「変更」申込用紙到着後、運営事務局よりE-mailまたはファックスにて変更受領の返信を致します。取り消し・変更受領の返信がない場合は運営事務局までお問い合せ下さい。電話のみによるご連絡はトラブル防止のためご遠慮下さい。
2)運営事務局では宿泊斡旋等は行っておりません。シンポジウムの申し込みとは別に、各自で宿泊施設の確保をお願いします。(別途、JTB西日本和歌山支店で斡旋があります。)
9.お問い合せ、お申し込み先(運営事務局)
〒640-8585 和歌山県和歌山市小松原通一丁目1番地
和歌山県県土整備部河川・下水道局砂防課
中山、児玉
TEL: 073-441-3171? FAX:073-441-3173
E-mail: sabo-wakayama@r6.dion.ne.jp
10.宿泊等
宿泊の斡旋は、別途、JTB西日本和歌山支店で致しておりますので、各自お申し込みをお願いします。なお、JTBで申し込まれたホテルについては、現地見学に使用するバスで送迎します。その他の方は集合場所(駅)に集合してください。
11.会場までの交通機関
会場付近案内図
◆交通アクセスのご案内
○JR紀伊田辺駅からシンポジウム会場(紀南文化会館)まで、徒歩約20分
○シンポジウム会場から意見交換会会場(紀伊田辺シティプラザホテル)まで徒歩約30分
○意見交換会会場からJR紀伊田辺駅まで、徒歩約10分
◆現地見学の日程
1日コース(10月9日)
10月9日 8:00 JR紀伊田辺駅出発 → 田辺市「熊野地区」「三越地区」等の現地見学
→ 16:50頃JR新宮駅着 → 17:30頃JR紀伊勝浦着
2日コース(10月9日〜10日)
10月 9日 1日コースと同様
10月10日? 9:00 JR紀伊勝浦駅出発→「那智川」等の現地見学
→ 11:50頃 JR紀伊勝浦到着