砂防学会の平成23-25年度公募研究会「砂防学における知の野生化」の公開勉強会の開催のご案内



                   研究会代表:田中隆文(名古屋大学)


「科学は、様々な要因が関与する自然現象を、精緻化し飼い慣らそうとしてきたのだろうか?」という、疑問をモチベーションとしてこの研究会が誕生いたしました。
「知の野生化」という言葉は耳慣れない用語ですが,“Knowledge unsophisticating on Sabo study”すなわち,「無理に精緻化しない」という意味で用いています。

研究会の目的は,
   砂防学の知見の蓄積(発掘すべき「埋もれさせてはいけない情報」を含む)を
   無理に精緻化することなく有効に活用していく方策を示すことの重要性をアピールし
   議論を高める。
ことです。


昨年度の勉強会ではWEBを用いた情報公開に関する話題提供について議論を深めましたが,本年度の勉強会では「知のあり方とそれを支援するインタラクティブなシステム」をテーマとしております。

年末のお忙しい時期ではありますが,是非,ご参加くださいますようお願い申し上げます。



                  記


テーマ: 「”知”のあり方とそれを支援するインタラクティブなシステム」についての公開勉強会

日程: 2012年12月26日(水)午後 

場所:砂防会館 本館 筑後会議室 (東京都千代田区平河町2-7-5)

主 催: 砂防学会H23-25年度研究会「砂防学における知の野生化研究会」(代表:田中隆文)
     Study group of “Knowledge unsophisticating on Sabo study”

プログラム:

13:30-13:40
・挨拶:趣旨説明                   名古屋大学  田中隆文

13:40-14:30
・話題提供1: 「市民の知」のあり方―「関わり」と「価値」の再構築 
                       お茶の水女子大学  菅井 薫氏

14:40-15:30
・話題提供2: 携帯情報端末を用いたインタ ラクティブなシステムの実証実験 
                       広島国際学院大学  伏見清香氏
15:30-16:00
・話題提供3:  土砂災害における危機管理と防災情報 
                       政策研究大学院大学 池谷 浩氏

16:00-16:50
・総合討論 

終了後,場所を移して,打ち上げ・忘年会を開催予定。

       問合せ先    名古屋大学・生命農学 田中隆文
       052-789-5745 takafumi@agr.nagoya-u.ac.jp
http://unsophisticating.x0.com/

当日の飛び入り参加も大歓迎ですが,資料の準備の都合上,事前にご連絡を頂けますと助かります。


勉強会ご案内PDFです


社団法人 砂防学会
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館3F
Phone :(03)3222-0747 Fax :(03)3230-6759