第42回（社）砂防学会シンポジウム開催のお知らせ
テーマ「花崗岩地帯の土砂災害の特徴とその対策」

実施要領ダウンロード
※実施要領が更新されました

1 目的
我が国では毎年，土石流などの土砂災害で人命・財産に被害が発生しており，平成21年7月21日には局地的な集中豪雨で，山口県防府市で14名の人命が失われた。山口県に隣接する広島県では平成11年には「広島災害」で32名の犠牲者を出す大きな災害が発生し，昭和63年では広島県加計町を中心にした地域で14名の死者が発生した。
このような土砂災害が多く発生している山口，広島両県の山地を構成する土質は西日本に多くみられる花崗岩が風化した「マサ土」と呼ばれる特殊土である。マサ土はシルト・粘土を含む砂質土であり，斜面崩壊機構はこれまで多くの研究の対象となってきた。しかし，土砂災害は今もなお繰り返し発生している現状にある。
本シンポジウムでは最近の研究成果から，花崗岩地域で発生する土砂災害の特徴と警戒・避難を含めた対策について討論するものである。

2 期日 平成22年10月27日（水）（シンポジウム・意見交換会）
平成22年10月28日（木）（現地見学会）

3 開催地 山口県防府市

4 会場 デザインプラザHOFU 2Fホール （山口県防府市八王子2-8-9）

5 プログラム
（1）シンポジウム（10月27日）
※本シンポジウムは、技術士ＣＰＤ（継続教育）履修実績として申請することができます。
　開会 13：00〜13：20
　話題提供 13：20〜14：50
　講 師
　古川 浩平（山口大学名誉教授）
　上村 久幸（下関地方気象台技術課長）
　高濱淳一郎（京都府立大学大学院砂防学研究室准教授）

　−休憩− 14：50〜15：00

　パネルディスカッション 15：00〜16：55
　コーディネーター
　松村 和樹（京都府立大学大学院流域情報学研究室教授）
　パネリスト
　高濱淳一郎（京都府立大学大学院砂防学研究室准教授）
　古川 浩平（山口大学名誉教授）
　 小山内信智（国土技術政策総合研究所砂防研究室長）
　上村 久幸（下関地方気象台技術課長）
　横林 直樹（中国地方整備局河川部建設専門官）
　松浦正人（防府市長）
　閉会 16：55〜17：00

（2）意見交換会 17：30〜（デザインプラザHOFU 1F）

（3）現地見学会（10月28日）※定員のため締め切りいたしました
8：00集合（防府駅南口前）
行き先：平成21年7月中国・九州北部豪雨により被災した上田南川・石原川・剣川等の復旧状況を見学
（新山口駅14：40頃、山口宇部空港15：20頃到着、解散予定）

6 参加費
（1）シンポジウム
一般5,000円、学生2,000円

（2）意見交換会 6,000円

7 主催
第42回（社）砂防学会シンポジウム実行委員会
・実行委員長
　松村 和樹（京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授）
・実行委員
　判野 充昌（山口県防災・砂防ボランティア協会理事長）
　海堀 正博（広島大学大学院総合科学研究科准教授）
　古川 浩平（山口大学名誉教授）
　二宮 純（山口県土木建築部砂防課長）
　横林 直樹（中国地方整備局河川部建設専門官）
　開藤 直樹（近畿中国森林管理局治山課長）
　江藤 純嗣（山口県農林水産部森林整備課長）
　荒木 義則（中電技術コンサルタント株式会社河川部砂防グループグループマネージャー（部長））

8 会場案内図

※宿泊について
主催者による宿泊の手配は行いません。参加者各自での手配をお願いいたします。

　ご参考（防府駅周辺の主な宿泊施設）

9 交通のご案内

主催者による交通機関の手配は行いません。参加者各自での手配をお願いいたします。

山口宇部空港発着（航空機時刻表）

新山口駅発（新幹線時刻表

防府駅発（時刻表）

10 お申し込み・お支払い方法

◆お申し込み方法
シンポジウム・意見交換会の申し込みは、運営事務局（NPO法人砂防広報センター）が受付いたします。申込用紙（PDF形式，ワード形式）に必要事項をご記入の上、運営事務局までe-mailまたはファックスにてお送りください。申込用紙到着後に、運営事務局よりe-mailまたはファックスにて受付受領の返信をいたします。受付受領の返信がない場合は運営事務局までお問い合わせください。

◆申込締切日 平成22年10月13日（水）

◆申込後のスケジュール
�@申込締切後、10月19日（火）までにご請求書を郵送いたします。（振込口座はご請求書にてご案内させていただきます）
�Aご請求金額を10月22日（金）までにお振込ください。
（振込手数料はお客様の負担でお願いいたします）
※事前のお申し込み、及び変更・取消等は必ずe-mailまたはファックスにてお願いいたします。
※シンポジウムに参加せず資料のみを希望される方は、希望部数に相当するシンポジウム参加費をお支払いください。

◆取消、変更について
お客様のご都合で予約を取消、変更される場合、ご入金後は「返金いたしません」のでご注意のほどお願いいたします。
※予約の取消・変更の申し込みは、「変更」申込用紙を運営事務局にe-mailまたはファックスにてお送りください。「変更」申込用紙到着後に、運営事務局よりe-mailまたはファックスにて取消・変更受領の返信をいたします。取消・変更受領の返信がない場合は運営事務局までお問い合わせください。電話のみによるご連絡はトラブル防止のためご遠慮ください。

11 実施要領および申込用紙ダウンロード

・実施要領※実施要領が更新されました

・申込用紙（PDF形式，ワード形式）※申込書が更新されました