平成22年度研究会(新規・継続)の公募について

第30期研究開発部会長  寺田 秀樹



 砂防学会では、主宰者の自主的考えに基づく研究テーマについて、主宰者が指名、公募等により学会横断的に参加者を募った研究会を組織し、3年程度を研究期間として、研究を実施していただく制度を平成21年度から設けました。本制度により、学会横断的な研究グループの形成が促進され、研究活動への集中的な取り組みが図られ、砂防学の研究・技術開発に寄与する研究成果が得られることを期待しています。
学会員の積極的な応募を期待します。

  1.応募条件等
 研究代表者は、砂防学会員であることが条件です。大学、公務員、民間を問いません。

2.平成22年度研究会(新規)の採択件数
 採択は1〜2件程度とし、研究会運営経費を1件1年あたり最大50万円まで助成します。

3.平成22年度研究会(継続)について
 平成21年度に採択された研究会は、平成22年度の申請書を6.により提出してください。なお、研究会運営経費の助成額は1件1年あたり最大で50万円です。

4.研究会の名称と研究体制
 承認された研究テーマに応じて、○○○研究会と称することにします。研究代表者は、研究会委員を指名または学会HPや砂防学会誌を通じて公募し、研究会を組織し、研究を実施して下さい。

5.研究期間
 研究期間は、3年程度とします。

6.申請様式(砂防学会ホ−ムペ−ジを参照ください)
研究会(新規):平成22年度(社)砂防学会 研究会(新規)運営経費助成申請書(ワード形式)
研究会(継続):平成22年度(社)砂防学会 研究会(継続)運営経費助成申請書(ワード形式)

7.研究活動・研究成果の公表
 研究会会員の公募、研究会組織の構成、研究集会の開催予告等を含む研究活動の経過は、学会HP、砂防学会誌で随時報告を行って下さい。
 研究成果の公表方法は、研究会の審査・承認時に定めますが、少なくとも、年次報告は学会研究発表会・学会HPで発表するとともに、最終成果は砂防学会誌に投稿して下さい。また、研究成果の公表の際には本学会により助成を受けた旨を明記してください。

8.学会の支援
 申請者が、学会シンポジウムや学会研究発表会の企画セッション等のテーマとして、研究成果の公表を予定する場合は、研究開発部会の要請に基づき、理事会、砂防学会研究発表会実行委員会は、実現が図れるよう配慮します。砂防学会研究発表会等の際に研究集会を企画する場合は、研究開発部会は、砂防学会研究発表会実行委員会に集会場所の確保の協力を要請します。

9.募集締め切り
 2010年2月26日(金)とします。なお、採否は2010年3月中に決定する予定です。

10.決算書の提出について
採択された場合、予算の使用用途とその金額は,採択時に送付する「(社)砂防学会研究助成事業実施の手引き」に基づき,採択決定時には速やかに採択額に合わせた計画額を記載した決算書を、年度末には報告書とあわせて実施額を記載した決算書を作成し本会へ提出して下さい。

11.応募先・お問合せ先
〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577
三重大学大学院生物資源学研究科森林環境砂防学研究室
山田 孝  tel/fax : 059-231-9511(直通)
E-mail : t-yamada@bio.mie-u.ac.jp


社団法人 砂防学会
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