森林・木材・環境アカデミー:平成21年度シンポジウム

◇テーマ:国有林の過去、現在、未来

◇日時:平成21年10月8日(木)10:30〜17:00
◇場所:東京大学弥生講堂

◇主旨:
 平成18年6月に公布された行政改革推進法において、国有林の一部独立法人化が定められて以来、メディア等で国有林が取り上げられる機会が増えている。しかしながら、760万ha、つまり国土のおよそ2割もの面積占める国有林の存在や実態はあまり知られておらず、また、その役割やあり方について広く国民のあいだで議論される機会もあまりなかったと言ってよい。
 本シンポジウムでは、まず国有林のこれまでの経緯や現状について諸情報をもとに把握する。そして、そのうえで、今後のあり方、つまり国土のサステナビリティや地域社会の活性化に国有林が果たすべき役割について論議したい。

◇プログラム
10:30〜12:00  国有林とは
  ・国有林の現状について        :林野庁国有林野部経営企画課
・国有林と民有林の森林情報を統合した :松本光朗((独)森林総合研究所
国家森林資源データベースの開発        温暖化対応推進室長)
・地図情報に見る国有林        :廣嶋卓也(東京大学講師)

13:30〜17:00  シンポジウム:国有林のあり方と未来
 <話題提供>13:30〜15:30
・これまでの経緯と今後の展望     :前田直登((社)日本林業協会副会長)
・国有林の有効な活用(仮)      :永田 信(東京大学教授)
  ・森林・木材産業と国有林(仮)    :能勢秀樹(住友林業(株)山林環境本部長)
・森林・林業、国有林への期待(仮)  :生源寺眞一(東京大学教授・農学部長)

 <パネルディスカッション>16:00〜17:00
話題提供者
コーディネーター:田中和博(京都府立大学教授)

17:00〜18:30 懇親会

◇参加費:無料 (懇親会:3,000円)
◇後 援:財団法人林学会


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