「気候変化が土砂災害に及ぼす影響に関する研究委員会」
設置のお知らせと参加者の募集について

研究開発部会

1.研究委員会設置の目的と概要
近年、風水害の激甚化が懸念されており、その原因として地球温暖化等気候変化の影響も指摘されている。その実態については現在のところ明確に分析がなされているわけではないものの、気候変化は、土砂災害の発生形態や規模等にも影響を与えることが考えられ、その対応には既往の手法の大きな見直しが求められる可能性がある。
 そのため、土砂災害対策を研究・検討する場でもある砂防学会において、議論のための共通認識を形成することが重要であり、今後の研究の方向性を示すことが効率的な研究・対策の進展に繋がるものと考えられる。
 そこで、気候変化が土砂災害に及ぼす影響に関する研究をテーマに設定し、気候変化と土砂災害の発生に関する基本情報の整理を行い、レビュー的研究を行うことで今後の研究の方向性の提示を目指す研究委員会を、研究開発部会に設置するものである。

2.研究委員長;藤田正治教授(京都大学防災研究所)

3.研究体制;参加者は研究委員長の指名及び公募による。

4.設置期間;委員会の設置期間は平成21年度から22年度の2年間とする。

5.研究成果等の公表;
研究活動状況は、砂防学会HP、砂防学会誌を通じて公開する。研究成果は、砂防学会誌への掲載、砂防学会シンポジウムまたは砂防学会研究発表会企画セッション等での公表を予定している。

6.参加者の募集;
 参加希望者は平成21年8月15日までに、下記宛、「氏名・所属・連絡先・自身の関連研究テーマ名」をご連絡下さい。

登録・お問い合わせ先:
   〒305-0804 茨城県つくば市旭1
       国土技術政策総合研究所危機管理技術研究センター砂防研究室
       小山内信智
       E-mail : osanai-n92ta@nilim.go.jp
Tel : 029-864-2420 , Fax : 029-864-0903


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