森林・木材・環境アカデミー主催シンポジウム
「 元気の出る森林と木づかいの環境
−持続的な森づくりと木づかいを促す仕組みの構築に向けて−」

日 時: 平成18年6月30日(金) 午後13:30〜17:30
場 所: 東京大学弥生講堂
主 催: 森林・木材・環境アカデミー
参加費: 無 料

プログラム: 
  13:30 <挨 拶>
    川村秀三郎 氏(林野庁長官)
  13:40 <講 演>
    中里 実 教授(東京大学・法学政治学研究科)
  「森林環境税の展開」
  14:40  休 憩
  15:00 <話題提供>
    岡田 秀二教授(岩手大学・農学部)
  「森林管理の新たなしくみ」
    進士五十八教授(東京農業大学・地域環境科学部)
    「人と樹木のコミュニケーションネットワーク」
    安藤 直人教授(東京大学・農学生命科学研究科)
    「社会における木づかいの促進」
  16:30 <パネルディスカッション>
     岡田、進士、安藤  各氏
     コーディネーター:太田猛彦教授(東京農業大学・地域環境科学部)
  17:30  閉 会

[シンポジウム趣旨]
わが国は、国土のおよそ2/3を森林が占めている。しかしながら、私たちの生活環境では、ますます無機的な人工素材化が進むとともに、使用されている木材についても自給率は2割を下回っており、森林や木材から遊離した暮らしが広がっている。
一方で、森林の多面的な機能や地球環境への配慮から、わが国の森林を良好に管理していくことが求められており、そのためには、現代の社会的、経済的状況に応じた新たな森林管理の仕組みの構築が重要な課題となっている。つまり、多くの人々が日々の生活において森林や木材を身近に感じるとともに、森林や木材の仕事に就く人々も希望を持ちかつ無理なく関わることができるような社会を目指し、森林管理の担い手や財源のあり方、そして木材や森林環境の活用のあり方について、現代の社会状況に合致した仕組みを検討していく必要がある。
これは、もちろん容易に結論の出せる問題ではないが、課題に関与する様々な分野、職種、地域の人々が論議し、少しでも歩を進めていくことが重要である。本シンポジウムをその契機としたい



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