インタープリベント国際シンポジウム開催の御案内(第3報)
INTERPRAEVENT International Symposium
“Disaster Mitigation of Debris Flows, Slope Failures and Landslides”

インタープリベント国際シンポジウム実行委員会
実行委員長 新潟大学 丸井英明

 国際防災学会インタープリベントのシンポジウムを再び日本で開催することになりました。会員各位の参加を歓迎致します。会議内容の詳細については,末尾に記したウェブサイトで御一覧下さい。また,御質問等がありましたら,問い合わせ先まで御一報下さい。

1.開催趣旨
2004年10月の新潟県中越地震による甚大な土砂災害の情報は世界中に報道され防災関係者の強い関心を呼びました。その後融雪や豪雨により被害の拡大が生じています。この,未曾有の大災害を契機として,地震やその後の融雪や豪雨による土砂災害のメカニズムについての調査研究が推進されています。また,2005年10月にはパキスタン北部地震により大規模な土砂災害が発生しており,地震による土砂災害に対する安全性の確保をハード・ソフト両面から総合的に議論することが各方面から要請されています。そこで,土砂災害からの復興と今後の防災戦略に関する方策や研究成果について海外の研究者・行政担当者と意見交換することは極めて重要であります。そのような背景の下で,2006年9月に新潟においてインタープリベントの行事として「土砂災害に対する防災戦略に関する国際シンポジウム」を砂防学会と新潟大学で共同主催いたします。

2.開催スケジュール
  会期:2006年9月25日(月)〜27日(水)
       午前    午後    夜
9月25日(月) 登録   口頭発表 レセプション
9月26日(火) 口頭発表 口頭発表+ポスター発表
9月27日(水) 口頭発表 口頭発表
9月28日(木) 終日:見学会/中越地震被災現場
9月29日(金) 午前:見学会/大河津分水
午後:パネルディスカッション

3.場 所:新潟大学/新潟市五十嵐二の町8050

4.テーマ:“Disaster Mitigation of Debris Flows, Slope
      Failures and Landslides"

5.主要トピックス
T.Field Observation, Analysis and Modeling
U.Risk Management
V.Strategy for Hazard Mitigation
W.Recovery Activities
X.Management for Sustainable Land Use

6.参加登録期日
 2006年7月31日
 (詳細な登録方法については次号に掲載)

7.最終サーキュラー
 8月中旬に発表プログラムを含む最終サーキュラーを配布致します。

8.参加費
T.全会期参加者30,000円
  (見学会を含む)
U.会議のみ参加者25,000円
  (見学会を含まず)
V.学生参加者15,000円
W.同伴者15,000円

8.問い合わせ先:
 〒950―2181 新潟市五十嵐二の町8050
 新潟大学積雪地域災害研究センター 渡部直喜
 Tel:025―262―7055
 Fax:025―262―7058
 E‐mail:ip2006@gs.niigata‐u.ac.jp
 http://www.agr.niigata‐u.ac.jp/interpraevent/

9.備考:
 先般,論文発表申込を締め切りましたが,100件を超えるアブストラクトが寄せられ,半数以上はオーストリア,スイス,フランス,イタリア,他にネパールなど海外18カ国からです。また,シンポジウムにはインタープリベント本部関係者の参加が多数見込まれます。なお,参加登録などを記載したセカンド・サーキュラーの発行を6月下旬に予定しています。


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